November 2006アーカイブ

『理工系&バイオ系 失敗しない大学院進学ガイド』
「NPO法人サイエンス・コミュニケーション+日本評論社編集部 編著」(定価(税込) 2100 円   
ISBN4-535-78414-0 [Amazon] / [bk1] / [Rakuten]

『理工系&バイオ系 失敗しない大学院進学ガイド』

 三年越しになる我がNPO サイエンス・コミュニケーションのプロジェクト、 『理工系&バイオ系 失敗しない大学院進学ガイド』がやっとこ発売になりました。編者・寄稿者のみなさま、おつかれさま(私は一つコラムを書いた…厳密には二つ書いて一つボツになった…だけなので、気は楽でした)。
 サポートページも用意されていますので、質問やつっこみなどにご利用ください…って、まだ掲示板ができていませんが(11月14日の時点で…)。

 しかし、書店に並んでいるにもかかわらず、まだ寄稿者に届いていないという常態なので、とりあえず京都の紀伊国屋で一冊購入してきました。
 ちなみに、さまざまなランキングや中小の書店の入荷数などは紀伊国屋の売り上げを元にしているケースが多いとのことで、みなさまもお買いあげの際は紀伊国屋か、ネットユーザーがランキングを参考にするAmazonかでお買いあげいただけると幸いです。

 ちなみに拙稿「コラム ツリーモデルの大学院」、わりと無理矢理な感じで短くしたんですが、完成稿をみたらもう一段分スペースが余っている…。わかりにくいところもあるので、二版がでるときは加筆訂正しますので、はやく一版が捌けるよう祈っててください。

 ところでこの「ツリーモデルの大学院」という概念は非常に重要です。大学院生の修了後のキャリアパスの作り方がパイプライン型からツリー型に変わっているという話なのですが、そういう違いを考えずに院生の教育にあたる先生が多いのが困りものです。本書は是非『失敗しない大学院教育ガイド』としても、全国の指導教員に読んで頂きたい。
 もし全国の大学院生(特に理工系)のみなさん、指導教官が知らないようだったらさりげなく『理工系&バイオ系 失敗しない大学院進学ガイド』を読んでもらうよう工夫してみてください。…人文系はどうするべきかって? 将来を諦めるのがいいんじゃないかと…というのもなんなので、いずれは人文・社会系版も企画したいところですが、なにしろ理工系に比べて圧倒的に人数が少ないので、サンプルも読者も少ないのが困ったところです(もうちょっと学術書的に、たとえば『人文科学に何が起きたか: アメリカの経験』のようなスタイルで、かつ実践的な情報も織り交ぜつつ書くというのは一つの手かもしれない)。

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