World Travelの最近のブログ記事


Originally uploaded by skasuga.
 ところで、ロンドンの地下鉄は信じがたいほど高いです。
 初乗り(ゾーン1内の場合)で4ポンド(約960円)という、何故それで暴動が起こらないんだ、という料金。

 ところが、最近はみんなオイスターカードという、日本のSuicaのようなカード(もっとヘナヘナで壊れやすそうですが)を持っていて、それを使っている。
 日本のSuicaはまったく割引なしで、割引のある私鉄カードでもせいぜい5パーセントですが、ロンドンではオイスターカードを使うと、なんと初乗り1.5ポンド(360円)。
 とうてい「安い」と言える金額ではないにせよ、まぁ、世間の常識の範囲内になんとか収まっている感じです(バスなんかもそんな感じで安くなります)。

 この事実に気がついたので、とりあえず一枚入手してみました。

 どうも、ヨーロッパはなにも知らない観光客からぼったくるといううことなのか、こういう「知らないと大損する」理不尽な料金体系が多い気がします。

 あと、バスは社内ではお金を払えないようになっていて、そのかわりバス停には券売機が設置されているのですが、これもお札は入らないし、コインも全種類受け付けてくれるわけではない。
 日本だと基本的に機械化されればそのぶん便利になって、多少でも使い勝手が悪いと交通機関は大きな批判を浴びますが、どうもヨーロッパでは全体に機械化すると消費者にとっては面倒になります(地下鉄の自動改札も日本のようにスッとは開いてくれないので、日本と同じ感覚で通り抜けようとすると、だいたい激突することになる)。
 ヨーロッパ人が全般にテクノロジー嫌いなのはこのへんにも理由があるのかも知れません。

 ちなみにオイスターカードを初めて作る際にはデポジット3ポンドが必要。
 これらはクレジットカードでも払えます(このあたりもSuicaと違いますね)。
 また、登録すればサイトからチャージしたり、無くしたときの処理も可能みたい。


 詳細はTransport for London

Originally uploaded by skasuga.
 Flickrのメッセージ機能で、知らないインド人から、写真を使わせてほしいというメッセージが入っていた。

 昨年訪ねた南インド、ケララ州のカリカット(コージーコード)という都市は、現在でこそ港は見る影もないが、かつては世界で最も栄えた貿易港の一つであった。
 この地の支配者は16世紀にポルトガルによって攻略されるまでは、千年以上にわたってインド洋交易の中心に君臨し、世界中の富を享受していた…らしい(ポルトガルのインド進出以降、ポルトガルと手を組んだコチの王に、インド洋交易の支配権は移行していく)。
 この街には"Sweet Meat Street"(SM Street)とも呼ばれている、おそらく、1000年以上続く商業地区がある。
 これは、この地の名物でもあったコージーコード・ハルワ(アラビア語のSweetsが語源らしい)というお菓子が、ヨーロッパ人から「甘い肉(Sweet Meat)」と呼ばれていたことによるらしい。
 

 で、もらったメッセージによれば、4月5日に大火事が起こって、この歴史地区がほとんど全焼してしまったらしい。
 インターネットで調べてみたところ、どうも花火工場の事故(?)だったようである("Cracker shop catches fire in SM Street")。

 で、これに関する記事を書くのに写真を使わせてほしいという申し入れをいただいたという次第。
 もちろん、そういった目的に否やがあろうはずもないので、早速どうぞというメールを送り返した。

 ショックな事件であるが、写真を公開していたので知ることができて良かったというか、公開しておくだけのことはあるなぁ、と思った次第(新興IT国家インドといえど、田舎に行くとデジカメを持っている人もまだそんなに多くはないが、ネットカフェは庶民でも入れないこともない値段である、ということなのだろう)。
 街が早く立ち直ることを祈りたい。

 (他のSM Streetの写真はFlickrへ)
charch.jpg

 母校の教師たちによるブログが出来ていることを知る。
 あまり教員の顔触れの変わらない高校であるので、今のところ書き手は知った顔ばかりである。
 知り合いのブログが増えるのは嬉しいもので、さっそくブックマークに登録した。

 で、そこで「修学旅行の5コースが決定」という記事を見つけた。
 ちょっと普通でないので記事は説明不足だと思うのだが、この学校では生徒が修学旅行の行き先の企画を立てて、投票によって残った上位4〜5コースが修学旅行の行き先となるのである(一学年250人ほどなので、100〜50人ぐらいずつに分かれて動くことになる)。
 毎年一ヶ所ぐらい変なコースが混じるのだが、今年は「軍艦島」とのこと。
 …入れるのかいな??

「世界中の写真が集まる旅サイト ナムコポーロ」
 http://www.namcopolo.com/
 がリニューアル・オープン。

 リニューアルの目玉は「旅ログ」というフォトログの一種がつくれること。
 「友だち」概念を導入していて、ソーシャルネットワーク・サービスっぽさも出している。
 といっても、いままでの投稿写真があれば整理は簡単。

 ということでつくってみた。
 http://www.namcopolo.com/TravelLogs/index.php?id=290

…アイディアは優れていると思うんだけど、今一つワクワク感がないのはどういうことだろうね。なにかが足らない。

 jsRSS++ v2.0bを使って、トップページに、where angels fear to send trackbacks: farsideの記事のタイトルを出すようにしました。左のバーのずっと下のほうに目立たないように出てきます。見やすさという意味では、ちょっと工夫の余地ありですが…。

 このプラグイン、けっこう使いでがありそうです。
 例えば、インドについてのポータル、indo.toでは、トップページに「RSSという機能を使って更新情報を発信しているウェブログや新聞社サイトを中心に、「インド」というキーワードで検索。最新の検索結果10件を一覧表示」していたのだが、jsRSSを使えば、以下のように、同様の機能を、自分のサイトにもつくってみることができる。
 以下、未来検索 livedoorをつかって抽出してみたインド情報である (JavaScriptをオンにする必要があります。また若干読み込むのに時間がかかることがあります)。

なんか、ずいぶん間が空いてしまったので、場繋ぎに小ネタを…。

 部屋を整理していたら古い写真が出てきました。
 大学時代にアフリカへ行ったときのものです。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちWorld Travelカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはSTS (Science, Technology and Society)です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja