2008年11月5日

バラック・フセイン・オバマ Jr. 大統領誕生

 まぁ、いろいろ異論はあろうかと思うが、初の有色人種大統領である。
 ただ、反戦リベラルの期待を集めただけではなく、最後の最後で「シカゴ学派のメンバーを政策ブレーンに抱えるリベラル経済派」としての側面が、金融危機で追い風になったというのが微妙なところか。
 個人的には、AAASでの討論会で若い科学技術政策顧問が見せた理想主義を新大統領が共有していることを期待したい。

 さて、おそらく「珍しく親米大統領」から一気に新自由主義批判、アメリカ批判に転じる姿勢を見せているサルコジ仏大統領もハンガリーからの移民二世である(まぁ、フランスの場合は皇帝ナポレオンがイタリア語に近いコルシカ語を母語とする「エスニック・マイノリティ」であるわけで、今更驚くことではないのだが…)。
 サルコジ&ゴードン・ブラウンのタッグとオバマの対決が今後の国際政治の焦点になると思われるが、そういった中で日本の政治家はどういうポジションを取れるのだろう…。

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