近況報告
どうもご無沙汰しております。
3月までは大阪大学コミュニケーションデザイン・センターというところで特任研究員(「特任」というのは国立大学用語で「専任ではない」、ぶっちゃけ「単なるアルバイト」ということを指します)をしておりました。
一応、週5日通っておりましたので、それなりの収入になっていましたが、3月で(私の給料の財源であった)科学技術振興機構からのお金が切れましたので、職が消滅しました。
…ということで、とりあえず4月1日からは週2〜3日の契約で、「特任助教」ということで同センターに勤務することになりました。
名称的には昇進っぽく見えるけど、労働単価(要はバイトなので時給計算)は変わらないので、収入面では減額という、ちょっとビミョーなラインに落ち着くことになりました(健康保険や年金も払わないといかんので、それも考えると結構な打撃な気もする…)。
ちなみに「助教」ってのは変な名前ですが、「助手」というのがあまりに印象が悪い(主体的に研究ができないように見える)ので、今年度から国立大学に新設されたポストです。
ちなみにこれまで「助教授」と呼ばれていた人は「準教授」になります。
ただ、給与の財源が科学技術振興機構から大阪大学に移ったことにより、名目的にも仕事の裁量は大きくなっておりまして、今後は「仕事のために有休を取る」みたいなことはしなくてもよくなるのがなにより目出度いところです。
(まぁ、どっちにしろ週休4〜5日なのですが…)
いずれにしても、時間的にはだいぶ自由度が増したので、もう少しブログもマメに書けるんじゃないかと思います…たぶん。
仕事の内容はこれまでどおり、科学技術コミュニケーションに関する授業をしたり、「サイエンスショップ」という仕組みを準備したりすることになります。
「サイエンスショップ」は、大学が市民からの相談を受け付ける窓口のようなものです。
阪大でもこの4月から、実験的にこの仕組みを導入していきます。
(詳しくは http://handai.scienceshop.jp/)
あと、これまでどおり気軽に科学について議論する所謂「サイエンス・カフェの」ようなものも企画します。
マイミクには東京在住の方も多いのですが、今年もまた銀座のアップルストアなんかでもイベントを考えていますのでよろしくお願いします。
(要するに、公告屋っぽい研究者というか、研究のことが多少分かる公告屋というか、そんな感じ?)
以上、近況報告でした。
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