ホワイトナイル

the White Nile

 京大と早稲田、黄桜酒造の共同研究の成果らしいです。
 京大生協の説明によれば、「公表されたこの成果を大学の知の社会還元として世に提供したいと考えたのが京都大学の尾池和夫総長でした。(中略) 本ビールは単なるブランド商品ではなく、両大学の知の出会いの成果をモノの形で社会還元する試みです。また、『古代エジプト文明の知恵が京都の水を機に現代に甦ることには文明史的意義があります』(京大尾池総長談)」とのこと。
 京大は基本的に「学問の社会還元」なんかには保守的な学風で知られており、尾池学長はその代表格、みたいなイメージがあるのだが…食い物がらみは例外か?
 もちろん味は悪くないのであるが、大学が発揮する「文明史的意義」がこの程度であるのだとしたら、ちょっとそれはどうかと…。


 ところで、ブログの装飾を取っ払ってみました。
 ホームページに戻るリンクなんかまで無くなってしまったのはちょっと問題なので、そのあたりはまた設計しなおしますが、しばらくシンプル路線で行ってみたいと思います。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ホワイトナイル

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://talktank.net/mtype/mt-tb.cgi/217

コメントする

このブログ記事について

このページは、かすががMay 13, 2006 1:54 AMに書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「閑話休題 ケララのバックウォーター・ツアー」です。

次のブログ記事は「ブックガイド『トービン税入門: 新自由主義的グローバリゼーションに対抗するための国際戦略』」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja