「文明の対立」という幻覚を祓うために
ケリーとエドワーズの正副大統領候補コンビが「庶民派を演出するために」ハンバーガーをパクつく映像を見た。
「おまえら、毎日ハンバーガー食べてたらそんなスリムなわけないだろっ!」と思わずテレビに突っ込み。
そうか、マイケル・ムーアがデブなのは、アメリカの庶民派を演出するさいに重要な要素なのだ、と再発見(笑。
さて、ロイターによれば、Hamburg Cellという、911のハイジャック犯を「人間として理解した」ドキュメンタリー・ベースのドラマがあるらしい。 放映はイギリスのChannel 4だが、アメリカのケーブルテレビからも資金が出ている。事件で犠牲になった人の遺族からは(反対とは言わないまでも)わずか三年でつくられるのは早すぎる、という反応もあるようであるが、こういう形で「文明の対立」という雰囲気が沈静化されていくなら歓迎すべきことだろう。
華氏911で扱っているような「企業のための戦争」という側面も議論することは重要なのであるが、ほんとうはまずこういうところから見直されて欲しい、と思うのであった。
…私も見たいんだけど、少なくとも日本ではやるよね、そのうち? やらないかな?? ヘタするとNHKの衛星放送?
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