【情報】 世界社会フォーラム2005への登録方法について

【世界社会フォーラム2005への登録方法について】
Information how to register to World Social Forum 2005
 http://www.forumsocialmundial.org.br/main.asp?id_menu=8&cd_language=2
 の仮訳です。内容の正確さは保障いたしませんので、あくまで公式サイトを確認するさいの補助としてご利用ください。

【利用上の注意】
 去年と変わっている部分もあるので、とりあえずやっつけで訳をつくってみました。あくまで非公式な翻訳である点にご注意いただき、申し込みのさいの参考程度にお使いください。
  転載は自由に行っていただいて構いませんが、修正などはこのページを通じて行いますので、メーリングリストなどへの転送には、このページの URL
 http://skasuga.talktank.net/diary/archives/000089.html
を付記されることを推奨します。  なお、社会フォーラムとは何か、についてはピースボートの人たちと一緒につくったパンフレット(PDF)をご覧ください。
 http://kyoto.socialforum.jp/pdf/WSFpamph0508_ver03.pdf


世界社会フォーラム2005への登録方法について
 http://www.forumsocialmundial.org.br/main.asp?id_menu=8&cd_language=2


2005年1月26日から31日にかけて、ブラジルのポルト・アレグレ市で行われる世界社会フォーラム2005への登録は団体と個人の双方を対象に開始されました。WSF2005は、議論を収斂させる可能性を強化し、イヴェント間の対話を促進し、同じ問題について異なる活動が相互に対話のない状態で繰り返しやり直されるを避ける為に、新しい展望と手法に基づいて組織されています。このイニシアティヴは、努力を積み重ね、オルタナティヴをつくりだし、共有された(common)アクションとキャンペーンを相互につなげていくことなしに、「もうひとつの世界」を創り上げることはできないという前提に基づいてはじめられました。
 この手法の最初のステップは、1800の団体が参加して5月から7月に行われたテーマ・コンサルテーションです。コンサルテーションにおいて、各団体はWSFにおいてどのような課題、闘争、提起、疑問、問題、提案と挑戦について議論したいか説明しました。この回答から、11のテーマ領域と3つの横断的テーマが定義されました。
 登録する前に、WSF2005の方法論を理解することは重要です。他のイベント形式と同様、自分たちで主催するアクティヴィティを提案するためにも、個々の団体は11のテーマ領域の一つに加わらなければ行けません。最も重要なイノヴェーションはアクティヴィティの提案の内容が誰にでも読め、登録した団体の連絡先が明確であるような方法で、すべての情報がパブリック・コンサルテーションで利用可能であるという点です。このプロセスを促進するために、登録サイトには、キーワードや提案、またテーマ領域によって、共通の課題や提案をあつかう各団体が相互にそれを知ることができるように、検索エンジンが用意されています。近日中に、さらに高度な検索オプションが提供されます

○アクティヴィティを登録する前に、提案のパブリック・リストを調べてみてください。
 非常に重要なことは、自分たちで主催するアクティヴィティを登録する前に、同じ課題、キャンペーン、闘争、疑問、問題、提案や挑戦に対してどのようなインターリンクが形成されているか確定するために「提案のパブリック・リスト」を調べることは非常に重要です。この検索であなたを手助けする重要な手段は、提案の内容を明らかにしてくれるkeywords/expressions リストです。
 WSF2005への、自分たちで組織するアクティヴティの登録は、テーマ・コンサルテーションとこれまでのWSFを勘案して仮に決められた117のkeywords/expressionsに関するリストが用意されています。同じような提案を突き合わせることを促進するためには、それらのキーワードを選ぶことが基本になります。もしあなたがたがこれらのkeywords/expressionリストが適切なものではないと考えるなら、個々の団体は新しいキーワードを提案でき、それらは審査された後、選択可能なリストに含まれます。
 総合していくことは奨励されていますが、自発的な方法によって行われなければいけません。すべての団体は、開催の時から先行登録によって彼ら自身の活動を保障されます。もしあなたがたが自分の活動を別の団体のそれと総合したり一緒にやったりすることを選択するのであれば、11月10日(ブラジリア時間の深夜 日本との時差:-12時間 )までの間に、あなたがたは自分自身の申請フォームに再度アクセスしてそれを修正や削除すること、ないし新しい提案を含めることができます。この締め切りに注意してください。そして、できる限りこの仕事を最後の時間に行うことは避けてください。というのも、登録システムはWSFまでの日々、通常多くの同時アクセスを受けており、非常に遅いからです。
 個人と団体登録の締め切りは11月30日です。

○個人登録
 今回のWSFでは、登録は団体に加入できていない個人にも開かれています。どんな団体も代表していな人々も登録可能であり、すべてのプログラム・イベントに参加可能ですが、アクティヴィティを提案することはできません。

○文化アクティヴィティとプレス登録
 10月以降、文化アクティヴィティの登録のために専用の申請フォームが用意されます。しかし、この課題を扱うすべての団体と個人は今から登録する必要があります。もし疑問点があればfsmcultura@forumsocialmundial.org.brまで問い合わせてください。
  プレス登録は10月ごろに開始されます。より詳細な情報はcredenciamento@forumsocialmundial.org.brまで問い合わせてください。

○登録費用
 登録費用は世界社会フォーラム自体がその活動資金を保障する能力を維持するためのものであり、世界社会フォーラムの自立性self-sustainability)のための政治的な要請です。参加者の支払い手段の差に注意を払い、WSF組織委員会は異なる登録費用を設定しました。
 地政学的な意味での「北側」(すなわちメキシコと東欧をのぞくOECDメンバー国)は各団体について300レアル(1レアルは約39円)に加えて各参加者について(団体に属すか否かに関わらず)30レアル。

支払いシステムはもうじき利用可能になります。ブラジル外の各国の組織については、VISAカードか銀行振替によって行えます。締め切りは以下の通りです。

 団体がアクティヴィティを提案している場合 2004年11月30日
 団体が単に参加者を送るだけの場合     2004年12月05日


【11のテーマ領域と3つの横断領域】
 http://www.forumsocialmundial.org.br/dinamic.asp?pagina=nomes_espacos_en

テーマ領域 ・地球と人々の共有財を守り、保障すること: 商品化と超国家的管理のオルタナティヴとして
・人々の主権経済(sovereign economies): ネオリベラル資本主義に抗して
・平和、脱軍事化と「戦争、自由貿易と債務」に抗する闘争
・自律的な思考、奪われたものの奪還(reappropriation)、知識と技術の社会的共有(socialisation)
・多様性、多元性とアイディンティティを守ること
・社会的闘争と民主的なオルタナティヴ: ネオリベラルな支配に抗して
・倫理、世界観(cosmovision)と精神性: 抵抗と新しい世界のための挑戦
・コミュニケーション、カウンターヘゲモニーの実践、権利とオルタナティヴ
・アートと創造: 人々の抵抗文化を構築し、編み上げること
・公正で平等主義的な世界のための人権と尊厳
・国際的民主的秩序と人々の統合の構築のために

横断軸
・社会解放と闘争の政治的次元
・家父長的資本主義への闘争
・人種主義への闘争

【3つの横断領域について】
 http://www.forumsocialmundial.org.br/dinamic.asp?pagina=eixo_transv_2005_ing
 (近日公開  …たぶん)

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2001年にブラジルのポルトアレグレで第1回目が開催された「世界社会フォーラム」。来年2005年も1月末にポルトアレグレで開催されます。「もう一つの世界は可能だ(Another world is possible)」を合い言葉に開催されること会議は、同じ頃、スイスのダボスで開催される「... 続きを読む

コメント(2)

前田 進   :

個人の登録料を¥11,700も取るとは何たることか!
それでは、既存のマンネリな団体が実りなきお喋りをして、前回と同じ結果になってしまうことは、今から見えている。
WSF2004は世界的な運動の統一目標を出すことに失敗した。そうしたことをしてる間にブッシュとネオファシスト一味ネオコンによる先制核ハルマゲドンの人類破滅の危機、環境破壊による地球大激変が迫っいる。のんびりしている時ではない。04.10.17にはワシントンで100万人の大デモが予定されている。主催者らは「圧倒的多数者、労働者の権力獲得!」を呼びかけている。これは21世紀USA革命への動きだ。こうした新しい動きをWSF2005に反映させよ。体制内化した日本の野党は破綻したことが、これでも明らかになった。
WSF2005は、19−20世紀の試行錯誤を乗り越えて、マルクス主義も、レーニン・スターリン主義もそれを提起しないで資本主義に屈服した、あらゆる悪の土台−貨幣制度を廃絶する戦略の実現を目指す、グローバルな運動を呼びかける舞台にならなければならない。地球人にそうした統一目標を与えよ!
先進惑星文明には貨幣制度はない。それこそが、地球人の進むべき途だ。それによってやっと、地球と人間、動植物、人間同士の共生が可能になる。

かすが(管理人) :

前田さま
 コメントありがとうございます。
 別に世界社会フォーラムを代表する立場でもなんでもありませんが、一応二点、お答えしておきます。

>個人の登録料を¥11,700も取るとは何たることか!
>それでは、既存のマンネリな団体が実りなきお喋りをして、前回と同じ結果になってしまうことは、今から見えている。

 第一に、個人参加費に関しては30レアルですから、1,200円ぐらいですね。
 12,000円は団体に対する課金です(もちろん、ある団体が一人の代表を派遣する場合、13,200円になってしまうわけですが、今年は個人参加も可能ですので、単に1,200円だけ払って参加することも可能です)。

 登録料をどうするかについては、5年間にわたる議論があった難しい問題です。
 これまでは、フォード財団を始めとする「ブルジョワ」組織から多額の助成金を受け取って運営していたわけですが、これに対する批判は非常に大きなものでした。
 特に、インドの左派グループがこの批判の急先鋒でしたので、インドでの開催の場合はこういった助成金を受け取らないということで、インドの相場からはちょっと高目の設定になったということでした。
 ただ、我々OECD諸国からの参加者からは、多少余分にとられていますので、そういう値段になっていたわけです。
 実勢としては、2〜3人分でこの値段、と理解すればいいんじゃないかと思います。

 ブラジルの委員会はself-sustainableだと言っていますが、おそらくフォード財団やブラジル政府からの支援を受けているはずですので(←未確認)、1,200円という料金設定になっているはずです。
 このことをどう考えるかについては、また今年も議論が起こることと推察します。

 しかし、団体参加費12,000円についても、払えない金額かと言いますと、日本からブラジルまで一週間の会期全日参加すれば、飛行機代も含めてどうしたって20万以下ということはありませんから、その中の一万円はだいたい消費税以下の金額ということになると思います。
 それを第三世界からの参加者ぶんも担保するための、一種の税金として収めることは、私はあまり抵抗がありません(まぁ、私は今年は行けないと思うので勝手なことを言っているんですけど)。

 なお、一日だけの参加や、経済的な事情のある場合は個別に対応してくれるはずですので、詳細は事務局に問い合わせてください。

>WSF2004は世界的な運動の統一目標を出すことに失敗した。

 元々、WSFは「運動の統一目標」を打ちだすことを綱領で禁じています。
 この点に関しても様々なご意見があるかと思いますが、例えば北側の消費者運動と南側の医療・貧困問題に関わる団体が一気に統一目標をぶち上げることは、大変困難なわけです。
 そこで、各団体が自分たちの環境で与えられた使命を果たしつつ、問題の共有や緩やかな収斂を計っていくというのが「社会フォーラム」の方法論です。
 従って、誰かが統一的な指導部を結成することはありませんし、異論や不協和は歓迎されなければいけません。
 WSFはあくまで"think globally, act locally"を参加者おのおのが実践するための媒介にすぎないと考えるべきであると思います。

 もちろんそれが「実りなきお喋り」であるという批判には常にさらされなければ行けないと思いますが、「統一目標」に至らず、一方で「実りなきお喋り」に終わらない方法が模索されている最中であると思います。

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このページは、かすががSeptember 30, 2004 12:50 AMに書いたブログ記事です。

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