とらとiPhoto
PowerBookのFinderがやや挙動不審だったので、OSの再インストールを兼ねてMac OS X Tigerをインストールしてみる。JaguarからPantherへの移行ほど、機能的に劇的に便利になったということもないが、起動が早くなったのが、PowerBookにとっては最大の恩恵。おおむね満足度は高い。新機能のうちDashboardはかなりどうでもいい感じ。SpotlightとAutomatorは今後の使い込み方次第では便利かもしれない。あと、トラブルとしてはMail.appにデータがうまく受け渡せていないので、これは今後の課題。主要なアプリケーションで特に動かないものはないので、それもまぁ、よかった。
問題はiPhotoである。もちろん、iLife系のソフトは基本的にハードウェアのおまけなので、アップグレードするためにはiLife '05を買う必要があるというのはよくわかる。でも、だったら、クリーンインストールした場合、PowerBookについてきたリストアDVDで古いiPhotoを復活させられるべきである。実際、iDVDやOmniOutliner、GraphicConverterといったPowerBookのバンドルソフトはその方法で復活させられる。しかし、PowerBook G4(1.25G)の場合、どういうつもりだったのかiPhotoはシステムのほうに含まれていたようで、復活させるにはちょっと小細工が必要。一番楽なのはいったん付属のインストールDVDからPantherをインストールしてからアップグレードするのが一番楽だが、それが面倒くさければターミナルからパッケージを開くのが正当な方法。あるいは、あらかじめiPhotoのアプリケーションだけとりあえず別のディスクに移しておいて(要するにバックアップをとっておいて)、それを戻してあげてもとりあえず動く。
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