iTunes、PodCasting機能搭載
iTunes4.9からPodCasting機能が使えるようになった。
iPodderXなどでiTunesと連携させると、実は増えていくファイルの管理(気を抜くととたんに1ギガバイトぐらいたまってしまう)が面倒だったのだが、一定のファイル数でファイルを(もちろんライブラリーからも)削除してくれるようになった。
やっぱりiTunesそのものにPodCast機能がつくことの意味は大きい。
あとは、いまのところ一括でしかできない「何ファイル残すか」の設定を、チャンネルごとにできるようになるとベターかな。
購読する番組の選び方であるが、iTunes Music Store(「ミュージックストア」をクリックすると表示される)内に新しく現れたPodCastというメニューをクリックすると、さまざまなポッドキャスト・チャンネルが表示されるようになっている。
これまでの「ストアで音楽を買う」というメタファーを維持したのは評価できるポイントかもしれないが、ちょっと違和感が残るのも事実。
そういうときは…
Tigerを利用している人はSafariのRSS購読機能が利用できる(Pantherについては未検証)。
Safariのブックマークに、普通のRSSと同様にポッドキャスト・フィード(ポッドキャスト番組の更新を知らせてくれるRSS)を登録する。
図では以前に紹介したアメリカを代表するインディペンデント・メディアの一つ、Democracy Now!のフィード(feed://www.democracynow.org/podcast.xml)を表示させた状態になっている。
このとき、RSSのアイコン(赤丸で囲んだ部分)を、そのままiTunesのポッドキャストフィード登録画面にドラッグ&ドロップしてやる(もちろんエクスポゼ機能も利用できる)。
すると、iTune Music Storeから登録したのと同じように、ポッドキャストのチャンネルが登録される。
なれてくれば、Music Storeのディレクトリから探すより、このほうが便利であるし、Music Storeのディレクトリは若干情報が古いことがあるので、この方法で個々のウェブやブログのデータを登録する方が確実である(たとえばMusic Storeに掲載されているDemocracy Now!のフィードは勝手連がつくっていたものである。実はすでに本家がフィードを供給し始めたので、こちらの更新は止まっているので、登録してもあまり意味がない)。
問題は、Safariの自動RSS登録機能(ページを開いたときに、そのページがRSSを供給していればアドレスバーに青いRSSアイコンが現れ、これをクリックすることでRSS表示に切り替わる。もちろんそれをブックマークすることもできる)で、これにはもちろんRSS自体にポッドキャスト情報が含まれているかを判別する機能はないので、これに頼ってRSSを収集していると、PodCastの存在を見逃しがちなことかもしれない。
将来的には、このあたりの(SafariとiTunesの)連携が強化されることを希望したい。
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…こんな七面倒くさいことしなくても、「詳細設定」>「ポッドキャストを登録」というメニューができていて、直接フィードのURLを打ち込めた。OTZ