はてなでホワイトバンド・アンケート

 先のエントリー

アンチ・ホワイトバンド層にもおそらく4段階あって、
1)「市民による政策提言」にそもそもアレルギーがある派
2)市民が政策を論じるのはいいが、貧困の問題のような「左っぽい」いいこちゃん議論に忌避感がある
3)貧困の問題は重要だが、方法論として債務帳消しやトレード・ジャスティスに反対
4)債務帳消しやトレード・ジャスティスには同意するが、日本のキャンペーンのやり方に反対

 と書いたのだが、実際はどんなもんだろうと思って、思いつきではてなアンケートにしてみた
 インターネット上のアンケートなので、数字をあてにするわけにはいきませんが、考えたり論じたるするネタになればいいんじゃないか、と…。

 もうちょっと細かく区分できるんじゃないかとか、ご意見があれば当該アンケートのコメント欄かここのコメント欄へお願いします。

【追記】
 アンケートも終わったようなので、はてなの掲示板でコメントされた「質問者の意図はなんだ?」ということについてお返事します。

 まず、現状での私の見解は「提言内容には賛成だが、日本でのキャンペーンの手法に賛成できない」と「やり方に問題はあるにせよ、貧困への関心を喚起したことは成功だったと思う 」の間を揺れている感じです。
 なので、自分も含めて後者であると感じる人を増やすにはどうすればいいかというのが初発の問題意識でして、自分のブログも(隠してもしょうがないので明言しておくと)そういう意図で書かれています。
 (「彼らが釣り竿を持たなかったのではない。我々の驕慢が彼らの釣り竿を打ち砕いたのだ」などをご覧いただければ幸いです)

 しかし、自分のブログにトラックバックを飛ばしてくれたブログなどのご意見を拝見していると、事務局の手法への批判と、提言の内容への批判が混じり合ってしまっているので、できればこれを分ける方向でなんとかできないかなぁ、と思っていました。
 で、実際、「どっちなの?」と聞かれたときに、多くの人がどっちだと考えるのだろう、というのが今回の質問の意図です。
 
 もうちょっと突っ込んだこと言えば、「ホワイトバンド批判」で合意しているかに見える意見も、メッセージの内容についての評価を考えれば、実際はかなり違った意見の集合であるんじゃないか、ということです。
 で、実のある「批判」をしようと思ったら、この自分の立ち位置を明確にして行われる方が好ましいんじゃないかな、ということを言いたかったわけです。

【追記2】
 ついでなので2ちゃんねるのアンケート機能も使ってみました。
 「ホワイトバンド・キャンペーンってどうよ? - こっそりアンケートβ」

 結論としてはあれですな、2ちゃんねるのほうが良くも悪くもいろんな人がいる、ということか…。


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このページは、かすががNovember 5, 2005 3:27 PMに書いたブログ記事です。

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