サービスのクオリティへの期待を下げれば色々出来るんじゃないだろうか?

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 働きたい者には等しく機会を与える “障害者集団”、スウェーデン・サムハルの驚愕(1)。  はてなブックマークのコメントに「日本で何故出来ない?」というコメントがありましたが、たぶん最大の理由はコレ(↓)だよね。

嫌いなコンビニ店員

 もうちょっと言えば、「ウソか本当か〜ニッポンの労働生産性が低いのはサービス業が悪いから」の以下のくだり。

 2.「お客様は神様です」:顧客に直接接しながらサービス提供が行われるサービス業では、顧客の望みを何でも聞き入れ、何でもサービスに反映することが正しいと考えられている。その結果、サービスラインナップが過度に多様化し、オーバースペックで生産性を下げる結果につながっている。
⇒顧客は本当に神様なのか。顧客リレーションの構築方法が間違っているのではないか。
 お客様が神様であるうちは

  例えば、顧客のリストに「ミルク 1リットル」と書いてあったとしよう。でも、1リットルのミルクは売り切れで、500ミリリットルのミルクしか置いていないかもしれない。その時に、どのような対応が取れるか。500ミリリットルのミルクを2つ買うという手もあるだろうし、お客さんに電話して確認してもいい。いずれにせよ、このスーパーで働いているのはこの種の判断ができる従業員とハンスは言う。
 という判断を、障がい者に担わせるという判断を企業がするのは非常にハードルが高いことは想像に難くない。

 逆に、ヨーロッパへ行くと、普通の店員相手でも「接客」の要求水準は極めて低い。

 フランスなんかじゃ個人商店だと店にはいるときにお客の側から挨拶するのが普通だし、日本にいるときのつもりで忘れたりすると、怪しい人間扱いされたりするし…


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