林真理さんのブログで、68名の連名による「臓器移植法改定に関する緊急声明」が出たことを知る。
学者が積極的にこういう議論に参加していくのは、もちろん大切だと思う。
ついでに言うと、書かれていることにも概ね賛成である。
ただ、「生命倫理会議」のウェブサイトが見つからず(断片的な情報があちこちのブログで見つかるのみであり)、林さんのところでしか全文が読めず、誰が署名した68名なのかもわからない、というのはいかがなものか…。
▼M.HAYASHI's Diary:「臓器移植法改正に反対」
http://tau.s16.xrea.com/blog/archives/2009/05/post_955.html
▼臓器移植法改正に反対、緊急声明 京の研究者ら生命倫理会議:京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051200204
国会で臓器移植法改正論議が進むなか、京都をはじめ全国の大学で生命倫理に携わる研究者でつくる「生命倫理会議」が12日、厚生労働省内で会見、改正に反対する緊急声明を発表した。政府や国会に対して徹底的な審議を求めた。
緊急声明には大澤真幸京都大教授や荻野美穂同志社大教授ら68人が賛同。改正をめぐっては、家族の同意で臓器提供ができ年齢制限もないA案、提供可能年齢を12歳まで引き下げるB案など3案があり、現行法の死の定義はそのままに年齢制限の撤廃などを盛り込む折衷案も議論される見込み。
(後略)
▼生命倫理会議 臓器移植法改定に関する緊急声明(2009年5月12日)
http://tau.s16.xrea.com/blog/archives/2009/05/post_957.html
▼生命倫理会議 臓器移植法改定に関する緊急声明 臨席者
http://d.hatena.ne.jp/kuronekobousyu/20090511/p1
【追記】
ウェブサイト(ブログですが)、あったようです。
・生命倫理会議: 生命倫理会議 臓器移植法改定に関する緊急声明
・生命倫理会議: 緊急声明発表と記者会見
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