ハードコピーを送っていただきましたが、「I2TA: 先進技術の社会影響評価(テクノロジーアセスメント)手法の開発と社会への定着」サイトからダウンロードできます。
◎『技術の社会的影響評価: 多層カーボンナノチューブに関するリスク評価・管理の最近の動向』
このノートは第4 期科学技術基本計画の策定などにおいて、総合科学技術会議に参照されるこ
とを希望して、多層カーボンナノチューブのリスク評価・管理をめぐる最近の動向を整理し、提
言をおこなったものである。特に、2008 年に出された多層カーボンナノチューブの有害性に関
する2 本の学術論文、および厚生労働省による「ナノマテリアル製造・取扱い作業現場における
当面のばく露防止のための予防的対応について」という通知が大きな社会的影響をもたらしたと
見られることから、この問題を中心に扱い、速やかに報告書としてまとめることを狙いとした。
したがって、今回の調査においては、さまざまな種類のナノマテリアルについての特性、リスク、
便益や他国の動向など幅広い社会的影響を対象外とした。
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